全学礼拝とは?
全学礼拝とは、聖学院大学を構成する学生、教員、職員が一緒になって守る礼拝です。
すべての者が神の前にへりくだり、互いの尊厳と愛を培い、
豊かな人間関係の土台を築く——そんな時間です。
2,836本のパイプが奏でる音色
2023年に完成した、フランス・ガルニエ オルガヌム社製のパイプオルガン。ピアノはスタインウェイ。
全学礼拝では、パイプオルガンやスタインウェイピアノの生演奏を体感することができます。
礼拝の前奏・後奏をはじめ、讃美歌の伴奏としてパイプオルガンやピアノが演奏されます。荘厳な音色がチャペル全体に響き渡り、心を静める特別な時間を創り出します。
参加した学生の声
全学礼拝に参加した学生たちの「礼拝レポート」から、声をご紹介します。
入学するまでキリスト教にはほとんど馴染みがありませんでした。はじめは正直、単位のために参加していたのですが、回を重ねるうちに、普段は出会えない考え方や特別な空間に触れられることが魅力だと感じるようになりました。「全学礼拝は皆さんのホームであり、卒業してからも心の拠り所にしてほしい」という言葉を聞いたとき、自分にはここにも居場所があるんだと思えることは、とても心強いことだなと感じました。
礼拝をきっかけに、普段の自分がどれだけ怒りを抱えているかに気づきました。「怒ること自体は悪いことではない。けれど、怒りの感情のままでは正しい道を歩むことはできない」という話がとても心に残っています。怒ってしまう自分を否定しなくてもいいのだと思えたと同時に、怒りに任せた行動は正しくないのだと、自分を見つめ直す機会になりました。
スマートフォンで情報に触れる機会は増えたけれど、そのぶん生活の中の「余白」は減ってしまったのかもしれない、という話が印象的でした。あえて何もしない時間をつくり、頭を休ませることの大切さに気づかされました。礼拝やキリスト教の授業では「休むこと」の意味がよく語られていて、忙しい日々のなかで立ち止まるきっかけをもらっています。
留学生として日本で過ごすなかで、自分の選んだ道が本当に正しかったのかと迷うことがあります。今は意味がわからない経験も、大きな計画の中で一つひとつつながっているという考え方に触れ、すぐに答えを求めるのではなく、今この時間を大切に過ごしていこうと思えるようになりました。
毎朝ひとつ小さな目標を立てることの良さに気づかされた礼拝でした。怒りを感じること自体には問題がなく、大事なのはその感情に振り回されないことだと学びました。礼拝を終えたとき、少し心が軽くなったように感じました。
クリスマスツリー点火祭に参加しました。とても幻想的な雰囲気で、日本にいながら本場のクリスマスを感じられるような、心が満たされる時間でした。子どもたちの合唱にはとても癒され、クリスマスにちなんだ聖歌をみんなで歌えたことが特に心に残っています。
礼拝の流れ
全学礼拝は、学期期間中の火〜金曜日、14:40〜15:10に大学チャペルで行われます。
約30分間の静かなひとときです。
前奏
パイプオルガンの前奏が始まります。音楽に耳を傾け、心を静めます。神様へ礼拝を捧げるための心の準備をする時間です。
讃美歌
全員起立して讃美歌を歌います。体の不自由な方は座ったままで結構です。讃美歌はチャペルに備え付けのものがあります。
聖書朗読
司会者がその日の聖書の言葉を読みます。皆さんも聖書を開き、言葉に耳を傾けましょう。
祈り
司会者が神様にお祈りを捧げます。目を閉じて、祈りの言葉に心を合わせてください。最後に全員で「アーメン」("その通りです"の意)と唱和します。
奨励
奨励者がメッセージを語ります。聖書の内容の説き明かしであり、礼拝の中心をなすものです。日常を見つめ直すヒントが、ここにあります。
祈り
再び司会者がお祈りを捧げます。目を閉じて、祈りの言葉に心を合わせてください。最後に全員で「アーメン」と唱和します。
讃美歌
全員起立して讃美歌を歌います。体の不自由な方は座ったままで結構です。
主の祈り
イエス様が教えてくださった「主の祈り」(マタイによる福音書6章9〜13節)を、全員で声を合わせて祈ります。
※ チャペルニュースには礼拝予定が書かれています。入口で受け取ることができます。
※ 聖書は旧約聖書39巻、新約聖書27巻、計66巻で構成されています。
チャペルでのマナーについて
- チャペル内に入る際は、帽子を脱ぎましょう。
- 飲食は禁止です。ペットボトルや食事はバッグの中にしまいましょう。
- 携帯電話は電源を切ってバッグにしまうようにしてください。
- 礼拝は14:40に始まります。少し余裕をもってお越しください。
- 静かに入れば、途中からの参加も大丈夫です。
よくある質問
初めて参加する方からよくいただく質問をまとめました。
Q.キリスト教の信仰がなくても参加できますか?
Q.一人で行っても大丈夫ですか?
Q.遅刻しても入れますか?
Q.服装に決まりはありますか?
Q.讃美歌を知らなくても大丈夫ですか?
Q.「アーメン」は言わなければいけませんか?
Q.礼拝レポートとは何ですか?
特別礼拝について
通常の全学礼拝に加えて、キリスト教の暦に合わせた特別な礼拝が行われます。
どなたでも参加できます。
イースター礼拝
十字架につけられて死なれた主イエス・キリストが3日目に復活されたことを記念する、教会の祝祭です。春の訪れとともに、新しい命の喜びを分かち合います。
ペンテコステ礼拝
主イエス・キリストの復活後50日目に、弟子たちの上に聖霊が下り、教会が誕生したことをお祝いする日です。
クリスマスツリー点火祭
待降節(アドヴェント)のはじまりを告げる祭典です。学内の大きなクリスマスツリーに一斉に灯りがともる瞬間は、毎年多くの学生が楽しみにしています。
クリスマス礼拝
主イエス・キリストのご降誕をお祝いする日です。大学では毎年12月下旬にクリスマス礼拝を守っています。パイプオルガンの荘厳な響きとともに、特別なひとときを。
教会の礼拝へお越しください
教会では毎日曜日、礼拝を守っています。この礼拝こそ、キリスト教の根源をなすものです。
大学で守る全学礼拝も、この教会の礼拝につらなるものであり、
学生の皆さんにはぜひ教会の礼拝にも足を運んでいただきたいと願っています。
聖学院教会(日本キリスト教団) 教会HP
大学のキャンパスには、このキャンパスと地域のために建てられた聖学院教会があります。誰でも自由に参加できます。礼拝後にはコーヒータイムや昼食会も持たれています。
忙しい毎日の中で、ほんの30分だけ立ち止まってみませんか。
チャペルの扉は、いつでもあなたに開かれています。