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聖学院大学チャペル/女子聖学院短期大学記念室

— 緑信叢書 45年の歩み —

2026.6.30 Tue — 7.17 Fri
入場無料|10:00–16:00(土日休館)
66
Days
:
21
Hours
:
24
Min
:
10
Sec
News

お知らせ

  • 2026.04.24公式サイトをオープンしました。
Special

特別企画

聖学院大学チャペル内観

聖学院大学チャペル

About

45年分の言葉が、
あなたを照らす。

1980年、女子聖学院短期大学で一冊の小さな叢書が生まれました。チャペルで語られた説教や奨励の言葉を活字として記録し、学生たちの手に届ける——「緑信叢書」はそのようにして始まりました。

以来45年にわたり、Vol.1からVol.56まで刊行を重ね、数えきれない言葉が学生たちの心に届けられてきました。卒業後も大切に持ち続けている方がいること、ふとした瞬間にページを開くという声が寄せられること——それは、言葉が時を超えて人を照らす力を持つことの証です。

本展「言葉は、光になる。」は、その45年分の言葉の中から厳選した32の引用を展示し、映像作品とともに「言葉の力」を体験していただく企画です。聖学院の建学の精神「神を仰ぎ 人に仕う」を次世代へ継承する展覧会として開催します。

緑信叢書とは

「緑信叢書(りょくしんそうしょ)」は、女子聖学院短期大学(現・聖学院大学)のチャペルアワーで語られた言葉を収録した小冊子シリーズです。1980年の創刊以来、毎年刊行され、チャプレンや教員、外部講師による説教・奨励・講話を収録。「緑」は聖学院のスクールカラーであり、生命と成長の象徴です。

Pioneer — 原点の人

チャールズ・E・ガルスト
— "My life is my message" —

チャールズ・エリアス・ガルスト(1853–1898)の肖像写真

Charles Elias Garst(1853–1898)
ディサイプルス派 最初の在日宣教師の一人

聖学院の歴史は、一人の宣教師の献身から始まります。チャールズ・エリアス・ガルスト(1853–1898)——アメリカ・ディサイプルス派として最初に日本を訪れた宣教師の一人です。

オハイオ州デイトンに生まれ、ウエスト・ポイント陸軍士官学校を卒業した軍人でありながら、信仰に導かれて宣教師への転身を決意。8年間の軍務を終え、1883年、妻ローラとともに来日しました。

まだ宣教師のいない東北・秋田の地で伝道を始めた夫妻。言葉の壁、文化の壁、キリスト教への偏見——しかし、その誠実な生き様は徐々に人々の心を動かし、信仰の種は確かに根づいていきました。

その後、山形・鶴岡、そして東京へ。「単税太郎」の名で社会正義を訴え、伊藤博文は「西洋は未だかつてガルストに勝る贈物を送ったことがない」と評しました。

1898年12月28日、45歳で日本の地に召されたガルスト。妻から遺言を問われ——

"My life is my message"
「私の人生が、私のメッセージだ」

— チャールズ・E・ガルスト 最期の言葉

1853オハイオ州に生まれる
1878ウエスト・ポイント卒業
1883妻ローラと来日
1884秋田で伝道開始
1888山形・鶴岡へ
1893東京で全国伝道
1898東京にて召天
Words — ことばに出会う

会場で出会える32の言葉から

みなさん一人一人は、
神さまの宝物です。

— 熊江秀一「神さまの宝物」/緑信叢書「存在の肯定」より

希望が途絶えたわけではなくて、
ただ遅れているだけなのです。

— 井本晴雄「神のタイミング」/緑信叢書「困難と希望」より

力は弱さの中でこそ
十分に発揮されるのだ

— 木村太郎「弱さの中でこそ」/緑信叢書「信仰の深み」より

辛く悲しい世界の現実の先に、
神さまの救いが確かにあると
信じて生きる希望を、
わたしたちに指し示してくれるのです。

— 木戸健一「お言葉どおり、この身に成りますように」/緑信叢書「希望への招き」より

— 残り28の言葉は、会場にてお待ちしています —

Exhibition

展示構成

チャペルと短大記念室を巡る一本の道。言葉が静かに語りかけ、最後にチャペルの光の中で黙想する——歩くこと自体がひとつの体験となるよう設計しています。

01

南廊下 — 光の入口

引用パネル16枚。「存在の肯定」「困難と希望」「信仰と日常」「他者とともに」——4つのテーマで言葉と出会います。

チャペル廊下
02

短大記念室 — 言葉の源流

緑信叢書Vol.1〜56の現物展示、45年の歩みを辿る年表。参加型コーナーでは、心に残った言葉をカードに。

短大記念室
03

北廊下 — さらに深く

引用パネル16枚。「平和と和解」「使命と召命」「信仰の深み」「希望」——後半は、より内省的な言葉が並びます。

北廊下
04

チャペル — 光の中で

映像作品「言葉は、光になる。」(約8〜10分)の上映。言葉と光と音楽に包まれる黙想の空間です。

聖学院大学チャペル内観
Message

チャプレンからのメッセージ

チャペルで語られた言葉は、その日、その場所で消えてしまうものかもしれません。けれども、緑信叢書はその言葉を一つひとつ活字にし、45年にわたって積み重ねてきました。

ガルスト宣教師は "My life is my message" という言葉を遺しました。生き様そのものがメッセージとなる——その精神は、緑信叢書に収められた一つひとつの言葉にも宿っていると信じています。

本展が、訪れてくださる方一人ひとりにとって「自分への言葉」と出会う機会となることを願っています。言葉は、読む人の中で光になります。

聖学院大学 キリスト教センター

Organizer

キリスト教センターについて

聖学院大学キリスト教センターは、建学の精神「神を仰ぎ 人に仕う」に基づき、チャペルアワーの運営、キリスト教関連行事の企画、学生の精神的ケアなどを担う部署です。キャンパス内のチャペルは、学生・教職員だけでなく地域の方々にも開かれた祈りと集いの場として親しまれています。

Information

来場案内

企画名緑信叢書展
「言葉は、光になる。」
会場聖学院大学チャペル/
女子聖学院短期大学記念室
会期2026年6月30日(火)〜 7月17日(金)
時間10:00〜16:00(入場は15:30まで)
休館土曜日・日曜日
料金入場無料
所在地〒362-8585
埼玉県上尾市戸崎1番1号
聖学院大学構内
※都合により内容は予告なく変更する場合があります。

Contact

聖学院大学 キリスト教センター
TEL:048-725-5495
WEB:scc.seigakuin-univ.ac.jp