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5月17日(火)全学礼拝 (賛美歌BGM付)

2022.05.17
オンライン礼拝

奨励者:塚本良樹(キリスト者学生会副総主事、本学講師)

旧約聖書:列王記上 第19章7節(新共同訳)P.566

「主の御使いはもう一度戻って来てエリヤに触れ、「起きて食べよ。この旅は長く、あなたには耐え難いからだ」と言った。」

奨励: 五月病になったら

 

 

  みなさんは五月病になっていませんか?聖書のなかにエリヤという人が登場します。エリヤは、旧約聖書のなかでモーセと並び称される英雄で、現在でも多くの人々に尊敬されていますが、あるとき五月病のような症状になっています。

 本日の箇所の少し前に、エリヤは、「バアル」という偽りの神を拝み、不正義を行っていたイスラエルの王アハブと彼を支援する預言者たちと対決していますが、華々しい奇跡が起こり、大勝利を収めます。しかし、その直後、アハブの妃であるイゼベルから命を狙われると、恐れ惑い、逃亡します。そして、逃亡中、エリヤは神にこのように祈ります。

「主よ、もう十分です。わたしの命を取ってください。わたしは先祖にまさる者ではありません。」(19:4)  

 彼は先祖と自分を比較し、劣等感に陥り、自らの死を願います。戦いのなかで、ストレスが溜まっていたのでしょうか。華々しい軌跡の裏で、無理をしていたのでしょうか。エリヤの心は限界を迎えてしまったのです。さらに、エリヤは、自分が必死にがんばったのに、それが無駄になってしまったこと、自分がいかに孤独であるかを神に訴えます(19:10)。  

 みなさんも同じように、劣等感に陥ったり、不安感や孤独感を抱いたり、最悪の場合、死を願うような状況に置かれることがあるかもしれません。  

 神は、そのような状況にあったエリヤに対して、眠りを与え(19:5)、パン菓子と水を与え(19:6)、運動をさせました(19:8)。みなさんは、よく寝ているでしょうか。人生で最も大切なのは睡眠です。よく食べているでしょうか。ストレスが溜まると体に悪いものを食べ過ぎてしまうものです。適度に食べているでしょうか。運動しているでしょうか。エリヤはかなりの距離を歩いていますが、ぜひ外に出て、太陽の光を浴びて、散歩してみて欲しいのです。  

 その上で、神はエリヤに「静かにささやく声」(19:12)で語りかけます。私たちも、忙しい日々のなかで、神が語りかけている声が聞こえなくなることがあります。あなたにも、神は今日も静かに、語りかけていると信じています。  

 そして、もう一つ、神がエリヤに語ったのは、「仲間がいる」ということでした(19:18)。エリヤは、本当は仲間がいるにもかかわらず、それを忘れ、孤独感に苦しんでいました。あなたにも、あなたの話を聞いてくれる友が、家族が、あるいは教職員がいるはずです。ぜひ相談してみてください。そして、誰よりも、神は、あなたの祈りを聞き、あなたに必要なものを、必要なタイミングで与えてくださいます。  

 神は今日あなたにも語られています。「起きて食べよ。この旅は長く、あなたには耐え難いからだ」(19:7)と。困難の多い、長い人生を、神と人とに頼りながら、あなたが少しでも幸い多く歩めることを祈っています。

 

 

祈り

「天の父なる神様。この奨励を読んでくださったお一人おひとりに、あなたからの祝福が、救いがありますようにしてください。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。」