お知らせ

お知らせ詳細

Information Detail

4月27日(水)全学礼拝 (賛美歌BGM付)

2022.04.27
オンライン礼拝

奨励者:渡辺善忠(日本基督教団巣鴨教会牧師、本学講師)

新約聖書:ルカによる福音書 第24章1~12節(新共同訳)P.159

そして、週の初めの日の明け方早く、準備しておいた香料を持って墓に行った。 見ると、石が墓のわきに転がしてあり、中に入っても、主イエスの遺体が見当たらなかった。そのため途方に暮れていると、輝く衣を着た二人の人がそばに現れた。婦人たちが恐れて地に顔を伏せると、二人は言った。「なぜ、生きておられる方を死者の中に捜すのか。あの方は、ここにはおられない。復活なさったのだ。まだガリラヤにおられたころ、お話しになったことを思い出しなさい。人の子は必ず、罪人の手に渡され、十字架につけられ、三日目に復活することになっている、と言われたではないか。」そこで、婦人たちはイエスの言葉を思い出した。そして、墓から帰って、十一人とほかの人皆に一部始終を知らせた。それは、マグダラのマリア、ヨハナ、ヤコブの母マリア、そして一緒にいた他の婦人たちであった。婦人たちはこれらのことを使徒たちに話したが、使徒たちは、この話がたわ言のように思われたので、婦人たちを信じなかった。しかし、ペトロは立ち上がって墓へ走り、身をかがめて中をのぞくと、亜麻布しかなかったので、この出来事に驚きながら家に帰った。」

奨励:復活のイエス・キリストに導かれて歩む

 

 今年の教会暦は4月17日(日)からイエス・キリストの復活を祝うイースターの季節を迎えましたので、ルカによる福音書によって主イエスが復活された出来事を辿ります。

 ルカ福音書の著者ルカはエルサレム教会から始まった教会に連なっていました。ルカが福音書の続編として記した使徒言行録には、エルサレムから始まった初代教会がパウロやルカをはじめとする伝道者の働きによってローマ帝国の北西の地域(現在のトルコ~ギリシア~イタリア)へ発展したと伝えられています。ルカは教会の歩みがエルサレムから始まったことを示すために、復活された主イエスがエルサレムとその近くで弟子たちに現れた出来事を24章全体で語り伝えました。

「あの方は、ここにはおられない。復活なさったのだ」(24章6節)という御言葉には主イエスが葬られたエルサレムの墓から復活されたことが示されています。復活された主イエスはエルサレム近郊のエマオという村で二人の弟子たちに現れました(24章13~35節)。復活の主イエスはエルサレムで弟子たちに現れ、天に上られ、ルカ福音書は弟子たちがエルサレム神殿で神をほめたたえた場面で結ばれます(36~53節)。著者ルカは24章の3つの場面で主イエスがエルサレムで復活されたことを語り伝え、エルサレムから教会が歩み始めた出来事を続編の使徒言行録1~2章に記しました。

 ルカがこのような視点で主イエスが復活された場面を記したことは、私たちにとって大きな恵みです。なぜなら復活された主イエスは、聖学院大学の礼拝を含めて、エルサレムから始まった代々の教会の礼拝を通して全ての人々を救いへ招いておられるからです。新型コロナウィルスの禍が長く続く中でも、復活の主イエスは私たちに日々新しい命を授けておられます。この意味を心に刻み、主イエスが私たちを守り導いておられる恵みを感謝して受け入れながら、新年度を歩んでまいりましょう。

 

祈り

「主イエス・キリストの父なる神様。御子イエスの十字架と復活によって私たちを救いへ招いておられる恵みを心から感謝致します。御子イエスの十字架と復活による救いの御業を聖書の御言葉と聖霊によって感謝して受け入れさせて下さい。エルサレムから始まった教会の歩みに聖学院大学が連なっている歴史を心に刻み、新年度の歩みが実り豊かな時となりますように守り導いて下さい。感謝と願いを主イエス・キリストの御名によってお祈り致します。アーメン。」