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1月30日(火)全学礼拝―村岡有香先生(賛美歌BGM付)

2024.01.30
文書礼拝

奨励者:村岡有香(欧米文化学科教授)

旧約聖書:エレミヤ書 第29章11節(新共同訳)P.1230

「わたしは、あなたたちのために立てた計画をよく心に留めている、と主は言われる。それは平和の計画であって、災いの計画ではない。将来と希望を与えるものである。」

奨励:“Connecting the dots”(点と点とつなげる)

 

 

アップルの創業者のステーブ・ジョブズ氏のスピーチの中で、こんな言葉が出てきます。

 

You can’t connect the dots looking forward;

You can only connect them looking backward.

So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.

 

(日本語訳:あなたは未来を見て点をつなぐことはできません。過去を振り返って初めてつなぐことができるのです。ですからみなさんの未来において、点と点がつながることを信じなければいけません。)

 

 ジョブズ氏が大学生の時、たまたま「カリグラフィー (calligraphy)」の授業を聴講しようと決めたそうです。カリグラフィーは、美しく書く手書き文字のことで、日本の書道に匹敵します。異なる文字の組み合わせが、美的で、芸術的に繊細であることに魅力を感じたそうですが、この時、カリグラフィーの知識が、実際的な応用につながるとは全く思わなかったそうです。

 

 しかし、10年後、ジョブズ氏が、最初のマッキントッシュ・コンピューターを設計するときに、たまたま聴講したこの「カリグラフィー」の知識が大いに役立ち、マッキントッシュは、美しいタイポグラフィを備えた最初のコンピューターになったそうです。

 

 私達が文書を作成する時に使っているワードには、様々なフォントがあり、自分好みの書体(例えば明朝など)を当たり前のように使っていますが、これはジョブズ氏が大学生の時に、たまたま「カリグラフィー」のクラスを履修しなければ、実現することはなかったでしょう。

 

 今皆さんが大学で学んでいること、経験していること、その一つ一つはバラバラで、意味のないことのように感じることがあるかもしれません。しかし、人生を振り返ってみるとそれらはつながっているのです。このつながりは未来に向かって努力している「今」は見えないのです。

 

 聖書は「わたしは、あなたたちのために立てた計画をよく心に留めている、と主は言われる。それは平和の計画であって、災いの計画ではない。将来と希望を与えるものである。」と教えています。

 

 この聖句が示すように、私たちの経験や学びは、最終的には、平和や希望につながっています。私達の人生の歩みは、神様のご計画のうちにあるのです。

 

 深い愛情と慈しみをもって、私達一人一人を心に留めてくださる神様を、心から信頼し、これからもたくさんの「点」を作っていきましょう。振り返り、点と点がどのようにつながっているのかを知ることができた時、これまで作ってきた「点」が、神様からの祝福であったことに、私達は気づかされるのだと思います。

 

 

祈り

「天の父なる神様、私達の一つ一つの経験は、未来においてどのようにつながっているのかは分かりません。しかし、振り返り、美しい点と点のつながりを理解した時、それがあなたからの大きな祝福であったことに気づくことができますように。この祈り、主イエス・キリストのみ名を通してお捧げいたします。アーメン。」