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1月25日(木)全学礼拝―和寺悠佳先生(讃美歌BGM付)

2024.01.25
文書礼拝

奨励者:和寺悠佳(和泉短期大学チャプレン、本学講師)

新約聖書:ルカによる福音書 第14章15~24節(新共同訳)P.137

「食事を共にしていた客の一人は、これを聞いてイエスに、「神の国で食事をする人は、なんと幸いなことでしょう」と言った。そこで、イエスは言われた。「ある人が盛大な宴会を催そうとして、大勢の人を招き、宴会の時刻になったので、僕を送り、招いておいた人々に、『もう用意ができましたから、おいでください』と言わせた。すると皆、次々に断った。最初の人は、『畑を買ったので、見に行かねばなりません。どうか、失礼させてください』と言った。ほかの人は、『牛を二頭ずつ五組買ったので、それを調べに行くところです。どうか、失礼させてください』と言った。また別の人は、『妻を迎えたばかりなので、行くことができません』と言った。僕は帰って、このことを主人に報告した。すると、家の主人は怒って、僕に言った。『急いで町の広場や路地へ出て行き、貧しい人、体の不自由な人、目の見えない人、足の不自由な人をここに連れて来なさい。』やがて、僕が、『御主人様、仰せのとおりにいたしましたが、まだ席があります』と言うと、主人は言った。『通りや小道に出て行き、無理にでも人々を連れて来て、この家をいっぱいにしてくれ。言っておくが、あの招かれた人たちの中で、わたしの食事を味わう者は一人もいない。』」

奨励:来るの? 来ないの?

 

 

 新型コロナウィルス感染症が流行して、誰かと一緒に食事をすることが避けられてきました。今はだいぶ落ち着いてきて、食事の交わりも再開されています。

 一人ではなく、皆で食事をいただく。このことは、イエス・キリストがとても大切にしてきたことです。福音書を読むと、イエス・キリストは多くの人たちと、何回も何回も、食事を一緒にしています。食事は、私たちにとって重要です。神様の教えは、心の中だけに関わることではありません。心だけでなく、体を持っていて、食事を食べて栄養をとって生きている、心も体も含めた私たちの全部に関することなのです。だから、聖書にとって、食事の話題はとても大事です。

 

 与えられた聖書箇所は「大宴会のたとえ」とあります。たとえ話は、神様について私たちに伝えている話です。宴会を計画し、人々を招待した「主人」とは、神様のことです。神様は、人々と食事を共にしたいと願っています。誰かと食事を一緒にする、それは、お互いをよく知り、お互いの関係を深めるうえでとても大切です。また、食事は、私たちが生きていくうえで欠かすことが出来ないことです。生きていくうえで欠かすことのできないものを誰かと共にするということは、食事を共にする誰かが、自分にとって欠かすことのできない相手であるということにもなります。

 それなのに、神様に招待された人々は、神様と食事をすることを、神様にとって欠かすことの出来ない相手であることを拒否してしまいました。だったら、もう宴会なんてしない。人間と共に食事をすることなんて二度としない。そう思っても良さそうです。けれども、神様はそうなさいませんでした。

 「貧しい人、体の不自由な人、目の見えない人、足の不自由な人」を招待しました。彼らは、当時の社会ではコミュニティから排除されていた人たちでした。でも、彼らも神様の宴会に招かれている。神様が、一緒に食事をしたい相手なのです。

 ついには、「無理にでも人々を連れて来て」と言われています。この宴会の計画がされていることも知らない、知っていたとしても自分とは関係のない宴会だと思っている人々も、神様は宴会に招待しました。

 こうして連れて来られた人々とは、私たちではないでしょうか。神様が私たちを大切に思い、神様にとって一緒に食事をしたい相手、欠かすことの出来ない相手だと思われていることを知らなかったかも知れません。けれども、私たちは神様のところへと招かれてきました。神様のところ、それが、聖学院大学です。神様は仰っています、「皆さんと一緒に食事をしたい、皆さんは私にとって欠かすことの出来ない存在。だから、ここに招いたんだよ」と。自分は神様に招かれていることを、神様にとって欠かすことのできない大切な存在であることを、この聖学院大学で知り、神様と共に歩んでほしい、それが神様の願いです。神様の招待に、「行きます!」と応え、神様と共にある幸いな歩みを皆さんが歩めますように願っています。

 

 

祈り

「聖学院大学へと私たちを招待してくださった父なる神様 私たちは、神様の宴会に招待されていることを知らずに過ごして参りました。そんな私たちを聖学院大学に招いてくださり、感謝いたします。いま、私たちは、神様が私たちを招待してくださったことを知りました。神様の招待に応え、神様と共に歩む者としてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン。」