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12月21日(木)全学礼拝―野村春文先生(賛美歌BGM付)

2023.12.21
文書礼拝

奨励者:野村春文(子ども教育学科特任講師)

新約聖書:マルコによる福音 第13章33~37節(新共同訳)P.90

「気をつけて、目を覚ましていなさい。その時がいつなのか、あなたがたには分からないからである。それは、ちょうど、家を後に旅に出る人が、僕たちに仕事を割り当てて責任を持たせ、門番には目を覚ましているようにと、言いつけておくようなものだ。だから、目を覚ましていなさい。いつ家の主人が帰って来るのか、夕方か、夜中か、鶏の鳴くころか、明け方か、あなたがたには分からないからである。主人が突然帰って来て、あなたがたが眠っているのを見つけるかもしれない。あなたがたに言うことは、すべての人に言うのだ。目を覚ましていなさい。」

奨励:気をつけて、目を覚ましていなさい

 

 

 門番に「目を覚ましているように」と言って出かけた主人は、いつ帰ってくるかわかりません。突然帰ってくるかもしれません。そんなとき門番がぐっすり眠っていたらどうでしょう?イエス様は、私たちに、眠らずにずっと起きていなさいとおっしゃっているのでしょうか?

 この時期になるとクリスマスツリーやリースなどがたくさん目に入ってきますが、馬小屋はほとんど目にしません。かつてある神父様から、クリスマスの飾り?の中で「馬小屋がとても大切」と言われたことがあります。『馬小屋』とは、動物、マリア樣、ヨセフ様、羊飼い、そして飼い葉桶の中の赤ちゃんのイエス様を含んでいると思います。クリスマスというとなんだかうきうきワクワクすることでしょう。みんなに喜んでもらえるプレゼントやご馳走を考えるだけではなく、神さまの子どもであるイエス様が生まれたこと、なぜ神さまはイエス様を私たちに贈ってくださったのかを考えることも大事にしたいことです。

 『典礼暦年に関する一般原則および一般ローマ暦』39に、待降節が「神の子の第一の来臨を追憶する降誕の祭典のための準備期間であり、また同時に、その追憶を通して、終末におけるキリストの第二の来臨へと心を向ける期間でもある」とあります。

 クリスマス(降誕祭)の4つ前の日曜日から、クリスマスを準備する期間に入ります。この期間を「待降節」と呼んでいます。クリスマスは神の子キリストの誕生を思い起こす日として祝われてきています。そしてまた、イエス様が、再び私たちのもとにいらっしゃり、平和な新しい世界にしてくださることを待ち望むことに心を向ける期間でもあります。

 イエス様は、思いがけないときにいらっしゃるかもしれません。どんなときでも、イエス様と出会えるようによく準備して待ちましょう。毎日の生活を大切にしながら祈り続けること、周りにいる人を気遣うことなど生きる態度が「目を覚ましている」ことだと思います。そしてまた「目を覚ましている」とは、神さまに気持ちが向いていて、神さまの愛に気づくことです。周りの人から受けたやさしさ、助けられ、ゆるしてもらったことなどを思い出してみると、そこには神さまの力がはたらいたのでは、と感じることがあります。生活の中で嬉しい時に「神さまありがとう」、悲しい時に「神さま助けて」と神さまに祈っています。このようなことも神さまに対して目をひらいていることではないでしょうか。 神さまの呼びかけに対してどんな時でも目を覚ましていられるような準備をしたいものです。

 

 

祈り

「主の降誕の記念を準備するわたしたちが、約束された救い主を受け入れるために生活を整え、待ち望む心を新たにすることができますように。社会や家庭の事情のもとで苦難の道を歩んでいる人々に希望の光を注いでください。神さまの愛に気づいて生きていくことができますように。また、人々が互いに助け合い、穏やかな生活を送ることができますように。人々や国々の間に続く争いを早く終えることができるように導いてください。憎しみではなく、相手を大切にする心をすべての人にお与え下さい。互いに理解を深め合い、平和な日々を築いていくことができますように。主イエス・キリストによって。アーメン。」