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12月22日(金)全学礼拝―円城寺真紀職員(賛美歌BGM付)

2023.12.22
文書礼拝

奨励者:円城寺真紀(キリスト教センター事務室職員)

新約聖書:ヨハネによる福音書 第1章14節(新共同訳)P.163

「言は肉となって、わたしたちの間に宿られた。わたしたちはその栄光を見た。それは父の独り子としての栄光であって、恵みと真理とに満ちていた。」

奨励:Merry Christmas!

 

 

クリスマスになると、街にはキラキラ光るイルミネーションがとても綺麗ですね。

イエス・キリストのお誕生を祝う日、クリスマス。

私は、幼稚園生の頃から日曜学校に通っていました。

日曜学校ではクリスマスになると降誕劇があり、受胎告知、マリヤとヨセフのベツレヘムへの旅、イエスの誕生、御使いによる羊飼いへの告知、東方の博士たちの訪問が演じられていました。演じる時は緊張もしましたが、とても楽しかったのを覚えています。

帰りには、クリスマスのお菓子が配られご機嫌で帰りました。

 

ここで一つの物語を紹介したいと思います。

 

- The Man and the Birds (鳥たちと男) ―

 

ここに紹介する男は、親切できちんとした良い人だ。

家族には気前が良く、まわりの人にも正直に接している。

しかし、クリスマスの時期になると教会で語られる “神が肉体を持った人となる” ということが

正直なところどうしてもしっくりこなかった。

イエスが生まれたことが、神が人としてこの地上にやってきたことだと信じられず、鵜呑みにすることができなかった。

 

「がっかりさせて悪いんだけどさ。クリスマスイヴの礼拝には行かないつもりだ」と彼は妻に告げた。

「ちょっと偽善者のような気がするのさ」

 

家族は、深夜の礼拝に出かけた。

家族が出かけてすぐに、雪が降り始めた。

窓際で雪がどんどん積もるのをしばらく眺めてから、男は暖炉のそばに腰かけ、新聞を読み始めた。

 

その瞬間、ドスンという物音に驚かされた。

ドスン、ドスン、ドスン、ドスン。

男は、誰かが雪のボールを窓に向かって投げているのかと思った。

 

玄関から外に出て調べてみると、鳥たちが雪の中に群れて寒さに震えていた。

おそらく吹雪に見舞われ逃げ場を探し、大きな窓から内側に入ろうとしたのかもしれない。

 

男は、鳥たちをそのまま放置しておく気になれず、かわいそうに思った。

「そうだ、子どもたちが仔馬を飼っている納屋がある。そこなら温かい逃れ場になる」

「鳥たちを、そこに導き入れることができるなら・・・」

男は大急ぎでコートを着て長靴を履き、雪の積もる中、納屋に向かった。

 

扉を開け、明かりをつけたが、鳥たちはやって来なかった。

 

「何か食べるものがあれば、おびき寄せることができるかもしれない」

男は家に戻り、パンをちぎって雪の上にまいて明るく光る納屋の入り口までたどれるようにした。

しかし、哀しいことに鳥たちはパンくずを無視し、相変わらず、雪の中で羽をバタバタさせていた。

捕まえてしまおうかと思ったし、シーシーと言いながら手を羽根のように動かし戸口まで追い立てようとしてみた。

ところが、鳥たちは温かい納屋に入るどころか逆にバラバラに逃げてしまった。

 

ふと、男は鳥たちが彼を恐れているのだと気づいた。

 

鳥たちにしてみれば、私は部外者で、恐ろしい存在に映るのだろう。

鳥たちが私のことを信頼できる存在だとわかる手段はないだろうか。

私は鳥たちをいじめるつもりはなく、助けようとしているだけなのだということをわからせる方法はないだろうか。

 

「私が鳥にさえなれれば」と彼は考えた。

鳥たちの仲間になり、鳥たちの言葉を語ることができれば、きっと怖がらなくても大丈夫だと教えることができる。

そうなれば、安全で、温かい納屋への入り口へ誘導することができるはずだ。

 

私が鳥になって、彼らの仲間になれれば・・・。

 

その時、教会の鐘が鳴り始めた。

風に乗ってその鐘の音が彼の耳にも届いた。

鐘のメロディー「神の御子は今宵しも」は、クリスマスの喜びを鳴り響かせていた。

 

彼は思わず雪の中にひざまずいた。

 

                      作:Paul Harvey    訳:関根一夫

 

 

イエス様はベツレヘムの町の宿屋の馬小屋で人としての姿をもって、お生まれになり、自らを低くして人々と共に住んで神様の思いを語ってくださいました。

クリスマスに生まれたイエス様を通して、私たちも新しく生まれかわり、神様のお造りになった世界が良い世界になるようにしていくことができたら良いのではないでしょうか。

 

 

祈り

「恵深い愛する天のお父様、今日こうして奨励の場を与えられましたことを感謝したします。神様のお造りになった世界が良い平和な世界になりますようにお守りください。この感謝と願いを主イエス・キリストの尊い御名を感謝してお祈り申し上げます。アーメン。」