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10月5日(木)全学礼拝―小林茂之先生(賛美歌BGM付)
奨励者:小林茂之(日本文化学科教授)
新約聖書:箴言 第4章7節(新共同訳)P.995
「知恵の初めとして 知恵を獲得せよ。
これまでに得たものすべてに代えても 分別を獲得せよ。」
奨励:聖書の教えから得られる知恵を活かす
皆さん、こんにちは。
今日の全学奨励では、秋学期が始まって、新しい気持ちで新学期に臨んでいる皆さんのために、聖書の教えから得られる知恵に触れてみたいと思います。聖書には多くの叡智と啓示が詰まっており、その中から私たちの大学での学びと生活に役立つ教訓をいくつかご紹介します。
まず第一に、「信仰」です。『ヘブライ人への手紙』11章1節には「信仰とは、望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認することです」とあります。大学生活においても、信仰は大切です。自分自身や目標、夢、そして仲間たちに対する信仰は、困難な瞬間に希望を与え、進む力を与えてくれます。信仰を持ち続け、困難に立ち向かいましょう。
また、イエス・キリストの教えから、「愛」も大切な要素です。キリストは「隣人を自分のように愛せよ」と説かれました。大学生活でも、友情や協力、共感、思いやりが大切です。学友や先生、学業に対する愛情を持ち、助け合い、共に学びながら成長しましょう。
そして、「知識の追求」も聖書の教えと共鳴します。『箴言』4章7節には「知恵の初めとして知恵を獲得せよ」とあります。要するに、教育を受けて知識を得ることが知恵の第一歩なのです。知識は私たちをより深い理解へ導き、問題解決の力を養います。ですから、大学で熱意をもって学び、新たな知識を追求しましょう。
しかし、知識と共に謙虚さも忘れてはいけません。言い換えれば,建学の精神であるPietas et Scientia(敬虔と学問)です。『コロサイの信徒への手紙』3章23節には「何をするにも、人に対してではなく、主に対してするように、心から行いなさい」とあります。謙虚さと誠実さを持って、知識を活かすことが大切です。
最後に、試練や逆境に対処する知恵も求められます。ヤコブ1章2-4節では、「いろいろな試練に出会うときは、この上ない喜びと思いなさい。 信仰が試されることで忍耐が生じると、あなたがたは知っています。 あくまでも忍耐しなさい。そうすれば、完全で申し分なく、何一つ欠けたところのない人になります」と説かれています。試練は成長の機会であり、挫折からの学びがあります。それを乗り越え、より強くなりましょう。
大学生活は学びと成長の素晴らしい時期です。信仰、愛、知識、謙虚さ、忍耐といった聖書の教えを胸に刻み、自分自身と向き合いながら、素晴らしい未来を築いていきましょう。皆さんは、聖書の教えから得られる知恵を活かし、成功への道を歩んでいけることでしょう。
祈り
「Let’pray: Heavenly Father, we praise you for the way you are constantly opening up new opportunities for growth, new challenges to meet, and new concerns to respond to. We pray, make our lives new and fill us with your love and wisdom. In Jesus’ name. Amen.」