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6月20日(火)全学礼拝―篠田真紀子先生(賛美歌BGM付)

2023.06.20
文書礼拝

奨励者:篠田真紀子(日本キリスト教団浅草教会牧師)

旧約聖書:詩編 第136編1節(新共同訳)P.976

「恵み深い主に感謝せよ。慈しみはとこしえに。」

旧約聖書:創世記 第1章31節(新共同訳)P.2

「神はお造りになったすべてのものを御覧になった。見よ、それは極めて良かった。夕べがあり、朝があった。第六の日である。」

 

奨励:あなたがたはよいものです

 

 

詩編136:1 恵み深い主に感謝せよ。慈しみはとこしえに。

  Oh, give thanks to the Lord, for He is good! For His mercy endures forever

創世記1:31 神はお造りになったすべてのものを御覧になった。

        見よ、それは極めて良かった。夕べがあり、朝があった。第六の日である。

 

 この二つのみ言葉には、同じ言葉が出てきます。どれとどれだと思います? 神さまは「恵み深い」というのは英語だとgoodです。そうすると分かるでしょう? 「恵み深い」と「極めて良かった」 これが、旧約聖書のもとのヘブライ語でも同じ言葉なのです!

 聖書は、その一番最初に、神さまがこの世界をすべてお造りくださったということが書いてあります。神さまが天地創造をなさった1週間の間、最初の光から始まって、神さまは毎日、この世界の一つ一つを創造されて、ご自分が造られたものをご覧になって「良し」とされました。そして六日目、ご自分に似せて人間をお造りになって、最後に、お造りになったすべてのものをご覧になられて仰ったのです。「見よ、それは極めて良かった」

 この「極めて良かった」が、あの詩編の神さまは「恵み深い」と言う言葉なのです。つまり、私たちが、「よいもの」として造られていること、「よいもの」として命を頂いていることそのものが、神さまの恵みだ! それはそれは深い恵みであって、何があっても永遠に変わらないものだ!と聖書は言っているのです。

 

 私たちは、いつも神さまから「とてもいい!」と思われている存在なのですよ。誰が何と言おうと、今、どんな状況であろうと、でもあなたの存在はよいものだ!あなたがいるということが、すでに素晴らしいことだ!と、命を造ってくださった神さまが、そのように仰っているのです。そのことが、聖書の一番最初に書いてあるのです。

 

 そして、詩編と言うのは、これは歌です。神さまを賛美する歌です。誰が歌うのか?というと人間が歌います。神さまに「あなたは素晴らしい!」と言ってもらった人間が、その口で、恵み深い主に感謝することが出来るのです。神さまは素晴らしい!とほめたたえることが出来るのです。

 神さまから人間へ、そして人間から神さまへの、この「素晴らしい!」good!とたたえ合うエール交換。それが礼拝、神を賛美する、ということなのです!

 

 誰が何と言おうとも、あなたはgoodだ!と神さまは今日も仰ってくださいました。嬉しいですね。だから、そんな神さまこそ、なんと素晴らしいお方!ハレルヤ!と、共に神さまに賛美を捧げましょう。

 

 

祈り

「造り主なる神さま 御名をたたえます! 今日も私たちを「よいもの」としてくださり感謝します。この恵みに支えられ、今日一日を精一杯歩ませてください。学生一人一人の上に、教職員一人一人の上に、主の慈しみ深い恵みと祝福が豊かにありますようにお祈りいたします。アーメン。」