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7月14日(木)全学礼拝 (賛美歌BGM付)

2022.07.14
オンライン礼拝

奨励者:金子 毅(政治経済学科准教授)

旧約聖書:イザヤ書 第43章1、4節(新共同訳)P.1130

ヤコブよ、あなたを創造された主は

 イスラエルよ、あなたを造られた主は

 今、こう言われる。

 恐れるな、わたしはあなたを贖(あがな)う。

 あなたはわたしのもの。

 わたしはあなたの名を呼ぶ。

 

 わたしの目にあなたは価高く、貴く

 わたしはあなたを愛し

 あなたの身代わりとして人を与え

 国々をあなたの魂の代わりとする。」

 

奨励:それでも主は見捨て給わない

 

 

 私たちは命を与えられ、今、それぞれ与えられた場所で生きています。そしてその命を与えられた私たちという存在は、神の目から見て貴い存在と考えられます。というのも私はこの春、命の危険にさらされたことによります。

 とある研究会に参加し、マスクや手洗いなどに十分注意していたにもかかわらずコロナに罹ってしまいました。40度の高熱よりも喉の痛みはとても耐え難いものでした。しかし、当初は十分注意していたことから、「自分はコロナではない、喉の痛みを除けばこんな熱など何度も経験したことがあるではないか」、と勝手に思い込み、家族の心配をよそに市販薬でやり過ごしていました。喉の痛みは多少癒えたものの、熱は上下するという有様でしたので、不安を抱き、念のためと大学から配布された抗原検査キットで調べたところ「陰性」だったことから、私はすっかり安心しきってしまいました。ところが、妻がPCR検査を受けて「陽性」と判明したために状況が変わりました。私はコロナ患者として病院に収容されることになったのです。様々な検査を終えた後、完全隔離の病棟に押し込められ、完全防備の医師や看護師たちに囲まれ、投薬治療が開始されました。闘病生活は苦しく、当初は中々熱も下がらずこのまま何の成果も残すことなく死ぬのではないかと思ったこともありました。そんな時、思い浮かべていたのが本日の御言葉、「わたしの目に価高く、貴」い、それは「あなたはわたしのもの」でした。結局、一週間ほどで退院出来ましたが、私が全快出来たのもこの御言葉に励まされてのことでした。

 私たちはいかなる人であっても神様からのタラントをその内に秘めた貴い存在なのです。このことを私たちが自らの心にしっかりと受け止めた時、これがもたらす絶対的な安心感に立つことが出来る、そのように思いをいたす時、私たちは本当に自分自身を愛することが出来るのではないかと考えます。そのような心の安らぎの上に、私たちの人生を築いていけたら、たとえ、どんな嵐が来ようと、今回のような試練が訪れようと、しっかりとした揺るぎない土台の上に築かれた人生を送れると信じることが出来るのではないでしょうか。そのことを本日の御言葉が教えてくれているものと思われます。

 

 

祈り

お祈りいたします。「私たちには沢山の希望とともに同じくらいの不安も抱えているかもしれません。それでも神様はどんな時も私たちとともにいて下さいます。確かな土台を築いて私たちを愛して下さると信じています。どうか私たち一人ひとりが与えられた試練に挑むことが出来る勇気を与えて下さい。この祈りを貴い主イエス・キリストの御名により御前にお捧げいたします。アーメン。」