お知らせ

お知らせ詳細

Information Detail

6月22日(水)全学礼拝 (賛美歌BGM付)

2022.06.22
オンライン礼拝

奨励者:中村謙一(聖学院幼稚園・小学校チャプレン)

新約聖書:テサロニケの信徒への手紙二 第3章16節(新共同訳)P.383

「どうか、平和の主御自身が、いついかなる場合にも、あなたがたに平和をお与えくださるように。主があなたがた一同と共におられるように。」

奨励: 先に赦せない自分のために祈る主イエス

 

 

 16節に出てくる「平和」とは、キリストの平和のことであります。「いついかなる場合にも、あなたがたに平和をお与えくださるように。」とは、どんな時でも自分から先に赦すことによって平和をつくることを教えるみ言葉です。キリストがそのようなお方でした。

 キリストは、自分から先に赦す神の御子でした。キリストが与えられる平和とは、いついかなる場合にも、先に赦すことから始まります。キリストは、私たちがまだ深い罪の支配の中に置かれている時から、先に十字架の苦しみと死によって、私たちの罪全てを身に負って苦しんで赦してくださいました。だから、私たちも相手を先に赦すことが勧められています。しかし、自分がどんな時にも先に相手を赦すことは難しいです。そのような時、私たちは祈ることからまず始めることができます。

 今日のみ言葉をよく見てみましょう。「あなたがたに平和をお与えくださるように。」と記されています。この手紙は、「あなたがたに」と記されてあるので、個人へ書かれたものではありません。テサロニケ教会の信徒たちへ書かれたものです。つまり、複数で集まって祈る教会にこの手紙は書かれました。マタイによる福音書18章20節には、「二人または三人がわたしの名によって集まるところには、わたしもその中にいるのである。」と、書かれています。

 これは複数の信徒と共に祈ると、目には見えなくても主イエスが共にいて導いてくださるという約束です。主イエスが先に赦すことへと私たちを導いてくださいます。祈りの中では、この主イエスにゆだねることが重要です。主イエスは共にいてくださいますから、主イエスに赦せない自分をまずゆだねます。

 そして、少しずつではあっても、主イエスのお言葉ですから赦すという方向へと、主イエスご自身が私たちの心を砕いてくださいます。実は、赦せない自分のためにまず、キリストがどんな時でも先に自分のために祈っていてくださることに気がつかされるのです。この恵みへの感謝が心を動かします。すると自分が先に相手を赦すことへとさらに近づけられます。教会の祈祷会に出て体験してみましょう。そして、共に、平和の祈りを献げましょう。

 

 

祈り

「天の父、平和の神よ、戦争が起こる罪の世に私たちは直面しています。どうか、キリストの祈りによって私たちの心を砕きお導きください。先に自分が相手を赦して平和をつくる者としてください。この祈り、神の御子主イエス・キリストの御名によって、御前にお捧げ致します。アーメン。」